@article{oai:wakhok.repo.nii.ac.jp:00000483, author = {佐藤, 元彦 and 小泉, 真也}, issue = {23}, journal = {稚内北星学園大学紀要}, month = {Mar}, note = {長きにわたり遅れを取ってきた日本の情報教育は、いわゆる”GIGAスクール構想”によって本格的に幕を開けた。しかしながら、ここまで時間を要した背景には、ひとえに教え子らの家庭環境の格差や、教育現場の情報教育に対する意識にあったかもしれないと省みることは必要であろう。もはや教え子らは普段の生活において、スマートフォンやゲーム機器などを通じて情報技術に慣れ親しんでおり、動画サイトの授業に触れる現状、公教育が情報教育を避ける理由はどこにもない。 一方で、”GIGAスクール”の旗印のみを預けられた学校現場は、如何に、情報端末を用いて、効果的な教育を実践するか、その対応に苦慮していることは想像に難くない。結果として、マーケットアピール的に提示されるサンプルをトレースして、これを以て”GIGAスクール”と止まる恐れすらある。 本稿は、日本の情報教育の軌跡をふまえ、情報技術が教育に及ぼす影響を考察し、GIGAスクールの進む道を展望するものである。}, pages = {35--44}, title = {情報技術はGIGAスクールをどこへ導くか}, year = {2022} }